1349年、ペストが猛威を振るうアイルランド。修道士の哲学的物語

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倉石 清志 (Seiji Kuraishi, Ph.D.)

価格 1,800円+税
ISBN 9784905520061copy
判型 貢数 A5 60貢
Cコード 1016
発売日 2015/03/30

あらすじ

この作品は、修道士ウィルフリッドが≪常若の国(ティル・ナ・ノーグ)≫を目指すも、志半ばにして病死する、ただそれだけの物語である。 1349年の晩夏。疫病が猖獗を極めるヒベルニア。 理想への逃避行。辛苦を忘却するための耽溺から、真理の愛求に動機を変えて、観念に潜思する若き修道士。 悪の離隔を経て、知識の鍵を獲得し、感謝、承認、喜びを携え、愛の懐へ。 終極における神秘の交わりによって開示されたものとは?


登場人物

  • ウィルフリッド : コークの聖アウグスチノ修道会の若き修道士。常若の国を目指す
  • ファーガス : コークの聖アウグスチノ修道会の修道士
  • エドウィン : コークの聖アウグスチノ修道会の老修道士。常若の国の探索を決意する

編集者から一言

1349年、ペストが猛威を振るうアイルランド。 三人の修道士が≪ティル・ナ・ノーグ≫へ逃避行する。 生意気な若き修道士ウィルフリッド、実直な性格の修道士ファーガス、 そして逃避行を決意した老修道士エドウィン。 その道中、エドウィンとファーガスに不幸が押し寄せる。 そしてやがてウィルフリッドの身にも……。 だが彼の命が終わろうとする時、神秘の体験が待ち受けていた。 愛の探求によって開かれた真理とはいかなるものだろうか?




Key Words

  • 哲学、
  • 思想、
  • 文学、
  • 神学、
  • 小説、
  • 散文詩、
  • 詩、
  • ヒベルニア(アイルランド)、
  • 中世、
  • 修道士、
  • 遍歴、
  • 逃避行、
  • 黒死病(ペスト)、
  • 疫病、
  • 伝染病、
  • 死、
  • 常若の国(ティル・ナ・ノーグ)、
  • ドルイド、
  • 真理、
  • 神秘、
  • 愛の愛求、
  • ヨハネス・エリウゲナ


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